やだやだやだ。 振り向きたくない。 だってなんかデジャブだもん、これ。 私がその場で固まっていると、再び声がかけられた。 「どうした??こっち向けよ」 有無を言わさない声色。 こわいよぅ!!!!!! 私は覚悟を決めてその人物を振り返る。 そこにいたのは、まぎれもなく 仁科悠芽だった。 「久しぶり」 にっこり笑って言う悠芽。 いやいや、 目が笑ってませんから!!