しばらく沈黙した
あと、浩は
ゆっくり話した。





『半年前…佳代子が出てく前にも…夜中にポツン…とブランコ揺らしてた。』


『うん…』







真っ暗な中に
ブランコを揺らす。




寂しくて…

何か哀しい気持に
なるんだよ…