『佳代子さんが出ていって半年後に…
浩もでていってねえ…』



浩?




『佳代子さん、浩の居場所…しらないかねえ…浩は元気にしとるんかねえ…』



笑っていた
お婆さんの目から
涙が零れた。





『おばあさん…ぁたし…』