振り返ると
お婆さんが
立っていた。



なんだ…

お婆さんか…


変質者かと
思った…




『佳代子さん?』




佳代子?




『佳代子さん…帰ってきたのかい?』



お婆さんは
シワシワの手で
ぁたしの手をとり
嬉しそうに
話す。