手を離すと、椿はゆっくりと呼吸をした

椿と俺はしばらく見つめる

長い沈黙…

俺は耐えられなくなり…

「…なに3日も休んでるんだよ」

と言った

すると…

「なんでって…」

そこまで言うと、椿は静かに俯いていた

「俺。ずっと待ってたんだぞ」

またそう言うと、椿は顔をあげた

また長い沈黙…

「辛かったんだもん…」

椿は、静かに目を伏せながらそう言った

「なんだよそれ」

俺は、そう聞いて悲しくなっていた

本当に、悲しくて…

俺は、椿と一緒で嬉しかったに…

椿は、辛かったなんて…