「人数合わせで合コンに行って、1晩だけの関係をもったりはあったけど。特別誰かと付き合ったとかはないんだ。」


「………雪村さん、は?」


「雪村?…あいつとは本当に何もなかった。あの頃のオレが連絡取れにくかったのは、大学とバイトがホントに忙しかっただけだから。…たしかに家に上げたのは良くなかったかもしれないけど…。でも2人で飲んでたわけじゃないんだ。他のバイト仲間もいたしって言い訳だよな…。」

「そう……。」


亜由は少し嬉しそうだった。
まぁ…当然と言えば当然か。



「だから…。」


























オレにこんなこと言う資格ないかもしれないけど……





























「オレのこと、信じてほしい。」