『そんなっ!!もらえません!!私は雇われてブッ!!』 茜さんに無理矢理口を閉ざされた。 『杏。あなたの主人は私ではないのですよ。だから、お駄賃はもらってもいいのです』 そんな自信ありげに話されても… 『それに……もう少しで湊君の誕生日でしょ?何かプレゼント代にしなさい』 ニコッと笑うと、どこかへ行ってしまった。