頭がクラァッときた。 『杏、あそこ座ってな。今お茶とケーキ持ってきてあげるから』 『あ…はい』 なにさ… いきなり優しくなっちゃってさ… なんか調子狂う… とりあえず、湊の差した席に座る。 結構繁盛してんなぁ… この執事カフェ… てか… ここのお嬢様とかは、一人ずつ専属の執事とかいるんじゃないのかな? じゃあ、 なんで執事カフェ? 私は、自己の世界に入った。 だって一人って寂しいし…