『ん?はい、ご主人様は?』 『…イエス、マイロード……』 『よろしい』 しばらく湊の額に手をのせていた。 誰も何も言わず… 沈黙の空気が私に押し乗ってきた。 時計の音だけ響いている。 そういやいつだったか… ずいぶん昔にもこんな事があったような気がする… 湊って丈夫だからしばらく風邪ひいてなかったからなぁ… えーっと… いつだっけえ…