『ありがとうございます…』 茜さんの悲しそうな顔… なんでそんな悲しそうなの? 『茜さん……湊『それは、湊本人に聞きなさい。今、ベランダにいると思うから……』 茜さん… 『わかりました』 流しから飛び出す。 『あっ!!寒いから、湊に毛布持っていってあげなさい!!』 茜さんに似合わない大声が聞こえた。 『はぁい!!』 私も負けずと叫んだ。