俺様主のいいなり生活。






『あ、杏』


『奏斗さん…』



奏斗さんが風呂場から出てきた。




『湊、今咲々未ちゃんとテレビ見ててまだまだ入らないらしいから、お風呂先に入っちゃいな』


『え?いいんですか?』



私は、家の中で一番最後に入ると決まっている。


なぜなら、風呂掃除をしなくてはならないから。