『杏っ!!おいで!!』 湊が手を差し伸べてきた。 『荷物見守っててあげるから、行ってきなさい?』 茜さんが私のナップサックを持って言った。 『茜さんは…』 『私はもう年だから、見守ってる方がいいの』 年って… まだ24才じゃん!! グイッ 『キャッ!!』 湊に引っ張られ海へと走っていく。