―次の日― 「紗耶香――?? 梨華が来てるよん♪」 奈々はまだ "アレ" を知らない。 「ありがとう!!」 又か…はぁ…。 「んだよ今度は?? ……!?」 梨華は泣いていた。 「あ…明日香が…」 涙で、何を言いたいのかがわからない!! だんだん私はイライラしてきた…。 「めそめそしてんじゃねぇよ!!」 梨華は私を睨んだ。 この時、感づいた。 ……。 明日香に何か有った…と。