美術部? って誰? …私のこと? 声の主は廊下にいた。 180㎝以上はあろう長身の… 確か8組の担任の先生。 私を見てニッコリ。 それはまぁ、爽やかな笑顔で。 「宮~?千葉先生のこと知ってるの?」 溝口さんが不思議そうに私を見る。 (ってか、チバセンセイね☆聞いてなかったよ) 「ううん」 ブンブン首を横に振る。 一気に私に向けられた視線に戸惑って、先生から隠れて自分の席に戻ってしまう。 「さぁ皆さん、教室に戻って下さい。階段まで声が聞こえてますよ。」 千葉先生は廊下中の生徒に言った。