「ふふっ、そだね♪」
また小さく微笑んだ。確かに私は気姿月君に似てきた気がする。
有文君と喧嘩した後のみーちゃんは可愛いなと思う所がその証拠かも知れない。
学校を出て外に出た時には既に1時半になっていた。入学式も12時半には終わっていたので新入生の姿を見ることは無い、と思っていたのだけど…。
学校の校門前に近づいた時に二つの人影を見つけた。
その内の一人が見覚えのある人影だなと思っていたら、それが先程出会ったばかりの子だったのに気がついた。
「たけ君?」
「あ、ちわっす先輩。」
「おっす~、たけやん♪」
「たけ…やん?」
もう一人の男の子が不思議そうにたけ君に問う、無理もない…。
「ところで、その子がたけ君の言っていた友達?」
私は気になってたけ君に聞くと、たけ君は少し話を交えてその男の子を紹介した。彼らの出会いは少々驚きが混じった物だったそうだ。
もう一人の男の子の名前は里村君と言う。
ここの高校を中2で滑り止めで受かり、都心の有名高校を受けたと言う凄い秀才の持ち主だそうだ。
整った髪型とキリッとした目が特徴的で部長にも並ぶ長身と見た目の良さがあった。穏やかそうな雰囲気は部長には無いがイケメンなのは確かだ。
また小さく微笑んだ。確かに私は気姿月君に似てきた気がする。
有文君と喧嘩した後のみーちゃんは可愛いなと思う所がその証拠かも知れない。
学校を出て外に出た時には既に1時半になっていた。入学式も12時半には終わっていたので新入生の姿を見ることは無い、と思っていたのだけど…。
学校の校門前に近づいた時に二つの人影を見つけた。
その内の一人が見覚えのある人影だなと思っていたら、それが先程出会ったばかりの子だったのに気がついた。
「たけ君?」
「あ、ちわっす先輩。」
「おっす~、たけやん♪」
「たけ…やん?」
もう一人の男の子が不思議そうにたけ君に問う、無理もない…。
「ところで、その子がたけ君の言っていた友達?」
私は気になってたけ君に聞くと、たけ君は少し話を交えてその男の子を紹介した。彼らの出会いは少々驚きが混じった物だったそうだ。
もう一人の男の子の名前は里村君と言う。
ここの高校を中2で滑り止めで受かり、都心の有名高校を受けたと言う凄い秀才の持ち主だそうだ。
整った髪型とキリッとした目が特徴的で部長にも並ぶ長身と見た目の良さがあった。穏やかそうな雰囲気は部長には無いがイケメンなのは確かだ。


![Cold Phantom [後編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.774/img/book/genre4.png)
