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あれは祥子と出会ってまだ半月も経ってない時だったかな。
お互いに連絡しあってたから、あっと言う間に仲良くなったよ。
まぁ、祥子のいる場所には驚かされたけどね。
病院だよ、病院。
白の…とりあえず私が知りうる「病室」と言う物を絵に書いた様な白い病室に祥子はいた。
当たり障りの無いその目立たない病室はたった数回入り浸っただけで見慣れてしまった。
だからだろうなぁ、病院関係者も私を見慣れていたみたい。
ある日にたまたま祥子の担当医に声を掛けられたんだ。
名前は…覚えてない。
でも、ウルフカットの長身なイケメンってのは印象にあるかな。
一見医者には見えなかったから、また会えば直ぐに解るかも。
「美咲ちゃん、だっけ?」
「え、は、はい!」
いきなりでしかも格好良い人だったものだから変に声が上ずっちゃった。
祥子の担当医ってのを知ったのはその後で正直うらやまし…あ、いやいや、驚いたよ。
あれは祥子と出会ってまだ半月も経ってない時だったかな。
お互いに連絡しあってたから、あっと言う間に仲良くなったよ。
まぁ、祥子のいる場所には驚かされたけどね。
病院だよ、病院。
白の…とりあえず私が知りうる「病室」と言う物を絵に書いた様な白い病室に祥子はいた。
当たり障りの無いその目立たない病室はたった数回入り浸っただけで見慣れてしまった。
だからだろうなぁ、病院関係者も私を見慣れていたみたい。
ある日にたまたま祥子の担当医に声を掛けられたんだ。
名前は…覚えてない。
でも、ウルフカットの長身なイケメンってのは印象にあるかな。
一見医者には見えなかったから、また会えば直ぐに解るかも。
「美咲ちゃん、だっけ?」
「え、は、はい!」
いきなりでしかも格好良い人だったものだから変に声が上ずっちゃった。
祥子の担当医ってのを知ったのはその後で正直うらやまし…あ、いやいや、驚いたよ。


![Cold Phantom [後編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre4.png)
