以前行ったコンビニに寄り、ささっと履歴書を買ってから駅前へ向かった。
槍倉駅前には程よく人が集まる商店街や小さな百貨店がある。
自然に店が集まってくる場所としてアルバイト探しには持ってこいの場所だった。
夕方も6時半を過ぎて、大方の店を回ってみた結果、その狙いも外れていない様で軽く2つ3つは見つかった。
しかし…慣れていないだけあって色々と悩んでしまう。
いきなり面接して下さい…と言って後で履歴書を提出して良いものなのか、それともやはり履歴書を書いてから面接する物なのか、行き当たりばったりで来て今は少し後悔している。
「張り紙してるくらいだからいきなり面接って言うのもありじゃないのか?」
「うーん、そう言われるとそんな気がするけど…。」
と悩んでいるのは里村だった。
そうして悩む事10分、雨の止みあがった夜空の下で俺は決心した。
「悩んでても仕方ない。張り紙してあるんだから、店員に悩んでいるって事だろう。だったら…」
俺は商店街のアーケード下で回りを見回した。
槍倉駅前には程よく人が集まる商店街や小さな百貨店がある。
自然に店が集まってくる場所としてアルバイト探しには持ってこいの場所だった。
夕方も6時半を過ぎて、大方の店を回ってみた結果、その狙いも外れていない様で軽く2つ3つは見つかった。
しかし…慣れていないだけあって色々と悩んでしまう。
いきなり面接して下さい…と言って後で履歴書を提出して良いものなのか、それともやはり履歴書を書いてから面接する物なのか、行き当たりばったりで来て今は少し後悔している。
「張り紙してるくらいだからいきなり面接って言うのもありじゃないのか?」
「うーん、そう言われるとそんな気がするけど…。」
と悩んでいるのは里村だった。
そうして悩む事10分、雨の止みあがった夜空の下で俺は決心した。
「悩んでても仕方ない。張り紙してあるんだから、店員に悩んでいるって事だろう。だったら…」
俺は商店街のアーケード下で回りを見回した。


![Cold Phantom [後編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre4.png)
