『あっ、大丈夫です…。』 私は、とっさに、そう答えた。 『あれ…!?でも、そこ、怪我してんじゃんっ!』 『あっ…!!!!』 私は、怪我をしている事さえも 気がつかなかった。 たぶん、、 それだけ、彼に見とれていたんだと思う。