気が付くと、向かいに居たはずのアユの姿がない! 考えて込んでいたせいで、アユが去った事すら、気付かないとは… あたしは、かなりの重症ですなぁ! そんな事を言ってる場合じゃないよね。 アユに聞きたい事は山程あるんだから、勝手にきえないでよっ~。 あたしは慌ててアユを探し始めた。