冷やかしの声が聞こえる教室。 ゆっくりと唇を離すカイト。 真っ赤になるあたし。 『俺、マミと別れたんだ。やっぱりみづが好き。俺に戻って来いよ…今さらだけど。』 頭をポリポリ掻くカイトが可愛い。 『当たり前だよ?今さらだけど戻るに決まってるじゃん♪』 二人だけの世界を周りの皆は見ているのに関わらず、もう一度優しいキスをした。