『気持ちって?』 と、聞き返したあたしにカイトは。 『そこに、すべて書いてある……。』 ベッドの上に手紙を置いて保健室から出て行った。 そして、その手紙を手に取り、再びベッドに横になった。 “みづへ” と書かれたカイトの文字。 内容を知りたいけど、やっぱり怖い。 何ヶ月振りにカイトと会話したんだろ。 怖いけど、手紙を読む事にしたんだ…。