声を押し殺して泣いた。 どれだけ泣いても、枯れる事の無い涙。 いつの間にか、泣き疲れて寝てしまったあたし。 そして、ゆっくりと目を開けて、また天井を見詰める。 失恋って、ホントに辛い。 カイトを忘れられない。 今でも好き。 どうしたら、忘れられるんだろ…。 カイトの笑顔を思い出す度に胸がギュッと締め付けられた。