アユは廊下でカイト達が居たのを知っていたんだろう。 そして、あたしの事を心配して来てくれたんだと思い。 何度も頭を撫でてくれるアユ。 トイレであたしは声を押し殺して泣いた。 ヒクヒクと子供の様に泣くあたしの隣りには、次の授業が始まっているのにアユが寄り添っていてくれた。 カイト…。 あたしは、一体どう思えばいいのかな? ねぇ……教えてよ。