そして、ある衝撃的な場面を目撃した。 それは……。 カイトがあの女の子と手を繋いで居る所。 目を疑った。 だって……。 あの女の子のせいであたしとカイトが別れた様なものなのに。 あまりのショックに頭がクラクラする。 見たくなかった。 忘れたい。 今の笑っているカイトの顔を忘れたい。 溢れる涙…。 締め付けられる胸…。