ふと、気付くと目の前にはあたしん家!? はっ、早い! 着くのが早すぎる~。 まだ、一緒にいたいのに…。 『ここなんだ…、家。』 急に暗く話すあたしにカイトは、 『携帯番号とアドレス、教えて?』 まだ、帰りたくないのが伝わったのか、あたしの頭に手を置くカイト。 番号とアドレスを教えると、 『家に着いたら、連絡するから、寂しそうな顔すんなよ…』