最後の花火が終わって、辺りが暗くなり、周りの人達が帰ろうとしているが…。 『綺麗だったね。』 と言うカイトはまだ動こうとしない。 『うん。綺麗だった。』 恥ずかしいけど、そう言い返したあたし。 人がまばらになり出してから、 『行こうか?』 と、握られていた手を繋ぎ直し引っ張るカイト。 思わず、俯くあたしに… 『テレてんの?』 と、覗き込む。