人々の朝は早い
それは、学生である神無にはとても迷惑な事だった
暖かに降り注ぐ太陽の光を受けながら、布団に潜り込むほど幸せな時間はないと信じている
このまま眠りに落ちる時の幸福感は、何物にも変えられないのだ。とも思っていた
それを邪魔する学校など無くなれば良い。と神無は何度も考えるぐらいに……
……ついでに、
自分を起こそうとして、窓をくちばしでツツいている黒い梟(フクロウ)の悪魔も一緒に……
_
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…