秘密の味

玄関から校庭に出るときふと横を見れば…

目線をそらす里沙さん

まだ…
気になってるんだ

私はお構いなしにスタスタと家路を行く

だって

私は用事がある
いちいちまた里沙さんに構う余裕なんかない


少しして…
振り返ると里沙さんはいなかった

私は
知らないあいだにニコリと
校舎をみた


いつのまにかここまで…
黒くなった