急いで階段を上って…

バタン

と扉をしめた


お母さんも…真美も
見透かす用に言う


お兄ちゃんのこと


こんなこと考えたらまた熱上がる……


記憶のなかのお兄ちゃん
いまのお兄ちゃん…

私は気持ち悪いから
と…避けていたのに


何か…かわろうとしている気持ちに


気付かずに




いる