パッパー



車のクラクションが近くで鳴り響いた

その車が邪魔としているのは

他人ではない

自分だ


り「やっば!!!!!」


ガッシャン


アタシは目を瞑った

目の前は真っ暗で

なにも見えない・・・

終わりか・・・????うん??


運「ちゃんと左右みて漕げ!!!
  もう今の若いやつらは本当に・・・
  死んだらどーするんだ!」


なぜか運転手の怒鳴り散らしている

声が聞こえる

アタシはそっと目を開けた



その運転手に向かって

頭を下げている

一人の男の子が居た

「ごめんなさい、次からはきをつけるんで」

は??

いやいや、誤らなきゃいけないの

アタシじゃなくて??

なんでアンタなの??

運転手は走り去っていった

ゆ「恋人同士になった初日の朝から・・・
  守らないとダメでしたねぇー
  ・・・おはよ、りおな」

目の前には

アタシの彼氏が居た

初めて出会ったトキと同じ

シュチュエーションってどいうことよ・・・