涙が溢れてくる･･･

もう、誰か助けてよ･･･


ゆ「やめろｯｯｯｯッ!!!!!!!!!」

男1「なんだテメェら」

亮「お前らこそなんだよ、アァ??
　　よくもかわいがってくれたなー
　　このバカどもがッ!!!」

男1「バカども??」

ゆ「世間から見るとですけど」

バシッ

バキッ

亮「(バシッ、ボコッ)立てよ、
　　早くたてよ!!!!!」

亮･･･

なんでここに居るの･･･

ｱﾀｼは涙拭った･･･

ゆ「よくもこのコに手ェ出してくれましたね、
　　女の子に手ェ出すなんてイイ度胸じゃないか
　　この･･･落ちこぼれが!!!!(バシッ)」

裕･･･

男2「スキアリー、行くぞ」

り「いや、やめて!!!」

亮「りおなから離れろよ!!!!!」

男2「いいトコだったのになー」

亮「ふざけてんじゃねーよ!!!!!!!」

バッシッ

バタッ･･･


全員が逃げていった･･･

また助けてもらった･･･


亮「いってー　ちょーしみる」

亮は口元を切っていた･･･

壁に凭れ掛かって

手で額を触った･･･

亮「･･･裕が見つけたんだよ、お前んコト
　　丁度家が二人ともこっちでさ
　　この路地裏は不良の溜まり場だって知ってた
　　そこに見覚えある自転車があったから
　　ビックリしちゃってさ
　　これ助けなかったらヤバイだろ
　　こっちに何しにきたの、
　　女の子なんだし、なんかあったらどーすんだよ
　　心配掛けさせやがって･･･」

り「･･･」