[翌日]

昨日は保健の大迫先生から

「早退した方がいいわ」

と言われ早退しました・・・

今日はおっさんの二日酔いが醒めたかのように

朝から元気モリモリだった

自転車を

左右見ながらゆっくり漕ぐ

学校に着き

アタシはいつもの自転車置き場へ

向かった

ロックをし

教室へと足を運んだ

「ぉはよぉー」

亮「おはよ」

真っ先に返事をしてくれたのが

亮だった

裕はまだ来てないみたい

亮「昨日はラブラブ時間おつかれ」

り「はぁ!?!?意味分かんないコト言わないでよ」

亮「あっ来ちゃった・・・ラブラブタイムの時間が!?
  んじゃ俺はこれで」


と言い残し亮は机でケータイをいじくりはじめた

机にうつ伏せになって

居眠りした

今の周りの状況は耳でしか見えない

足音が耳に焼きつく

どんどん足音が近づいてきた

そして

教室のドアを開けた

亮「よっ!」

今、亮はどんな体勢で誰に向かって話しているのだろうか

ゆ「よっ・・・」

やっぱり裕だった

亮「こいつ疲れてるねん・・・」

いや別に疲れてないし

ゆ「・・・そっか」