頭が真っ白になった。 ただわかること。 涙が頬を伝っている。 生きてちゃいけない? 私がいることで お父さんを苦しめてるの…? 「ご、ごめ…っ…なさ…」 ようやく出た言葉。 そんな言葉も途切れ途切れで。 ーパンッ 「…なんで生まれてきたんだ!!」 ーパンッ 「ごっ……なさ…い!!や…めて! 痛いよっ…ごめんなさっ…い」 頬が痛くて痛くて… でも、もっと痛いのは…心だ。