あなたのモノ




「そうなのか?希未」


「違う!私じゃない!
この人が勝手に…!!!!」


「この子嘘ついてるわ!
私が来たことが
気に入らないのよ!!!!」

私を指差しながら
彼女はヒステリックな声で言う。



「てめっ…」

頭にカッと血が上り、
彼女に飛びかかる。




「きゃっ…」