【短編】嫉妬[続2編追加]

今まで、私からできなかった。


私の愛が重いんじゃないかって思ってたから。


「綾希」


尚冶は、優しく私の名前を呼んだので上を向くと優しいキスをくれた。


「愛してる。」


尚冶は、そういうとゆっくり私を押し倒した。


押し倒す?


おかしい。


「尚冶?」


「うん?」


尚冶は、私にほほえんでから何事もないように事を進める。


「尚冶、だめ。」


私は、尚冶にかなわないのがわかりながらも抵抗した。


だって、学校だよ。


それに、まだ周りに秘密じゃん。


いいの?


「だめじゃない。」



尚冶、スイッチ入っちゃったの?


「学校は、イヤだよ。」


だって、誰かに見られたら....


尚冶に私の裸を見せるのはいいけど、他の人には見られたくない。


「大丈夫。誰も来ないから。」


「そんなのわかんないじゃん。私、尚冶以外に見られたくないもん。」


「俺だって。綾のこういう姿見せたくないよ。」


「じゃあ、わかるでしょ?学校は、やだよ。」


「わかった。今は、我慢するよ。とりあえず、家に来い。」


尚冶は、渋々了承した。