【短編】嫉妬[続2編追加]

そう思っていたら、携帯が鳴り出した。


携帯を見ると、尚冶からの電話。


私は、とることができず携帯を眺めることしかできなかった。


期待していたことかもしれない。


私が尚冶に愛されてるって。


けど.....



そう考えていたらすごい勢いの足音が聞こえてきた。


そして、勢いよくドアが開いた。


「綾、どういうこと?」


「尚冶」


私は、尚冶を見るなり涙が流れてきた。


「綾?」


尚冶は、ゆっくり私に近づき優しく私の名前を呼んだ。


「だって....」


頭の中がぐちゃぐちゃだった。


「綾、なんかあった?ゆっくりでいいから。」


尚冶は、優しかった。


私は、しどろもどろになりながらゆっくり話した。