【短編】嫉妬[続2編追加]

放課後。


私は、1人ぼけっとしていた。


窓から外を見ると尚冶が歩いているのが偶然見えた。


少し先を見ると女の子たち。


まさか....


私は、イヤな予感が過ぎった。


校内の告白は、なんとか我慢できる。


だけど、校外は....


よけい、辛いよ。


尚冶がそこを通りすぎようとしたら、案の定話しかけられていた。


遠くから見てもかわいい感じの子にしか見えないし。


私は、悲しみで胸がいっぱいになった。


彼女である私がなんでこんなに我慢しなきゃいけないのかな?


もう無理だよ。


ごめん。


私は、心の中でそう呟いてから自然と別れのメールを送信した。


終わった。


私は、机に伏せた。


私から終わらせることなんてないって思ってた。