「あ〜や。」


「な、尚冶。」


俺は、綾に抱きついた。


綾は、めっちゃ吃驚だ。


しかも、顔真っ赤。


かわいい。


「尚冶くん。ところかまわず綾希に抱きつかないの。」


そう、学校の休み時間に綾が廊下にいたから抱きついた。


こうやんなきゃ、綾が俺んだってわかんないだろ?


俺のが綾を溺愛してるのがわかる方がいいし。


「いいの。綾は、俺のだから。」


「こんな独占欲強いのによく我慢してたね。」


綾のダチは、わかってるね。


我慢してたけどさ。


周りの男を排除するのが忙しかっただけさ。


「綾に近寄る男を排除するのに....」


「排除?」


綾が不思議そうに俺を見る。


かわいい。


この場でキスしたい。


「尚冶くん。綾希には理解できてないから、ガンバ〜」


綾のダチはいなくなった。