口の中には、あめ玉が1つ。 甘いイチゴ味。 カァ////// 今のって…キス? これが…キス?? 「ざまぁーみろ」 「………」 勝ち誇った先輩の顔をあたしはただ真っ赤な顔をしながら見上げることしか出来なかった。 「行くぞ」 手を引かれ門のところまで行くとママと藤堂さんが立っていた。 「お嬢様!」 すぐあたしに駆け寄ってきた藤堂さん。