「クスッ。間抜けなお嬢様のポケットに何が入ってたわけ?」 「うそ…。携帯」 ポケットの中から顔を出した携帯。 急いで電源を入れると着信が山のように入ってた。 「もしも「お嬢様!!??」 周りにまで聞こえている藤堂さんの声。 藤堂さんは最近新しく入った20前半の男性執事。 「あの…「今どこにいらっしゃるのですか!?」