「何か食う?」 そう言って立ち上がった。 へっ? 「寝てる時何度も腹鳴ってた」 ふっと笑った彼に顔を赤らめてしまうあたし。 ヤバい…心臓がバクバク言ってる。 袋からサンドイッチを取り出してあたしの手の平に乗せてくれた。 「おいしぃ…」 家で食べてるのと少し違う。 「アンタ…名前は?」