海の言う通り深夜を待った。 予定では、モデルの先輩の別荘へ行くつもりだったがキャンセル。 母さんには言うなと言われこっそり部屋の窓から海と入った。 もうすぐ1時を回ろうとしていた。 「そろそろだと思うけど?」 嘲笑いをした海にゴクリと喉を鳴らした。 そわそわしながら、海の部屋を見回した。