なんて嘘。 たまたまその日は撮影がなかった俺は彼女の家へ泊まった。 海は遅くまで撮影があった。 海も、泊まりと行って深夜女とホテルの予定らしい…。 「ねぇー空? 海くんって今日撮影なの?」 ベッドに横になってる俺に横にいる彼女が聞いてくる。 「ん?あぁ」 その頃の俺は彼女一途だった。 「空ー♪好きッ」 可愛い…。 「誘ってんだろ? もっと上手く誘ってみろよ」 自分でも“ド”がつくドSな俺。 「…ッ。空ともっとしたい…です////」 「合格」