見上げるとさっきの彼らと同じ制服がぼやけて見えた。 「やだぁっ!?」 涙が溢れ出してパニクってしまうあたし。 と、同時に目の前の光景が滲んできてあたしは意識を手放した。 誰かの声とリズムよく揺れるあたし。 温かくてなぜか安心出来る。