………―――― 「ほら、あの子…」 「雑誌の子でしょ?海の…」 「やだーっ」 さすがに居心地が悪いあたしは、いてもたってもいられなくなって気づけば屋上へ…。 「落ち着く~!!」 うーんと背を伸ばすと同時に腹の虫が鳴った。 ぐぅぅぅぅぅ ぎゃっ!! 「ぶはっ」 大胆な笑い声が聞こえてきたあたしは、後ろを振り返った。