………――― 「ここ……」 目的地に着いたらしく、車が止まった。 あたしの手を引いて建物に入って行く。 「おはようございまーす」 気だるそうにスタッフと思われる皆さんに挨拶を交わしていく。 進んで行く海くんの隣でペコッとあたしも頭を下げる。 「海!遅いわよっ!」 「わりぃ…。 ……コイツのセイだから」