グスン こんなとこで困らせたくない。 その気持ちとは裏腹に勝手に出てくる涙を抑えらんない。 「えっ!?……っ」 声を抑えて廊下の真ん中で泣くあたし。 みんな授業中というのもあって静かなこの場所。 その時、海くんの携帯のバイブ音と海くんの声が聞こえてくる。 「ちょっと来て」 そう一言言うと、教室に向かって来た道を戻って行く。