前を見ながら溜め息をつく先輩はどうやら、抱き付いて来た犯人がわかっているらしい。 「またかよ……」 そう言って顔だけを後ろに向けて目が先輩の目と合った。 カッコいいょ//// これからの人生先輩なしじゃ生きていけないょ……。 「おはようございますっ♪」 「わかったから。 早く離れろ」 呆れ顔の先輩から身体を離した。 「あのさ…俺の頼み事聞いてくんない?」