「ゆうちゃん」
「妹うまれたんだって?おめでとう。お姉ちゃんじゃんか」
一つ年上のゆうちゃんの声を聞いたとたん、私の不安は吹き飛んだ。
「うん、おねえちゃんになった。」
にっこり笑って答える。
うさぎがお姉ちゃんかあ…
と、ゆうちゃんは呟きながら
「おねえちゃんは泣いちゃダメなんだぞ。」
と言った。
私は不安で泣きそうな顔をしていたらしい。
「泣いちゃダメなの?何で?ゆうちゃんはお兄ちゃんだから泣かないの?」
「うん、弘樹が泣いてるのに俺が泣いたらお母さん困るだろ?
だからお兄ちゃんは泣いちゃダメなんだ。」
ゆうちゃんの足元でコタツに入って眠っている五つ下の弟を見つめながら、少し寂しそうに呟いた。
「ゆうちゃんは泣きたいときないの?」
「ン・・・そりゃあるけど、誰も居ないところでこっそり泣く」
「さびしくないの?」
「……」
「妹うまれたんだって?おめでとう。お姉ちゃんじゃんか」
一つ年上のゆうちゃんの声を聞いたとたん、私の不安は吹き飛んだ。
「うん、おねえちゃんになった。」
にっこり笑って答える。
うさぎがお姉ちゃんかあ…
と、ゆうちゃんは呟きながら
「おねえちゃんは泣いちゃダメなんだぞ。」
と言った。
私は不安で泣きそうな顔をしていたらしい。
「泣いちゃダメなの?何で?ゆうちゃんはお兄ちゃんだから泣かないの?」
「うん、弘樹が泣いてるのに俺が泣いたらお母さん困るだろ?
だからお兄ちゃんは泣いちゃダメなんだ。」
ゆうちゃんの足元でコタツに入って眠っている五つ下の弟を見つめながら、少し寂しそうに呟いた。
「ゆうちゃんは泣きたいときないの?」
「ン・・・そりゃあるけど、誰も居ないところでこっそり泣く」
「さびしくないの?」
「……」



