夏恋~それは永遠に~

「なっ!」


にっ二重人格?


さっきまで、やさしかったのに。


あの、ナンパ野郎に戻ってる。


「充のバカ~」


「ほらほら怒らない。赤ちゃんに影響しちゃうよ」


うっ・・・それを言われたら、何にも言えないよ。


「とにかく、この箱は自分でやります」


「わかった、わかった」


充はうなずくと、私にリビングに行くように促した。


「座ってて」


充は私を、黒いソファーに座らせるとどこかに行ってしまった。


しばらくすると、紙を一枚持って戻ってきた。


「これ」


「あっ・・・」